今年84歳になるKさんの長崎旅行にご一緒させていただきました。
今回、長崎である会合があり、参加することになったKさん。普段は杖をつきながら近場へは出かけられているそうですが、一人で遠くに出かけるのはちょっと心配だという奥様からのお電話で、ご一緒させていただくことになりました。
無事、長崎での会合を終え、二人で長崎観光。坂の多い異国情緒溢れる街を、車いすでまわりました。中華街では長崎ちゃんぽん、そして眼鏡橋ではカステラなど、名物をペロリ。更にはケーキやお寿司などもたいらげるなど、Kさんの食欲には驚かされました。
最終日は平和記念公園や原爆資料館へ。今は亡き戦友との昔の記憶を思い起こしながら、手を合わせていらっしゃいました。普段は爛々と輝いているKさんの眼が、そのときだけはぼんやりとしているように見えました。
Kさんとの旅行は、最後まで「お話」と「食べ物」でいっぱい。本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。でも、次回は「食べ物」は少し減らしていきましょうね。奥様にしかられないように。