3月18日、新聞に掲載された「しゃらく旅倶楽部1周年記念キャンペーン」に応募された多くの方の中から抽選で選ばれた男性1名、女性4名、同行するヘルパー3名で相撲観戦に行って来ました。
13:30JR神戸駅に集合。初めて顔を合わせる皆様にご挨拶をし、和やかにホームへ向かいました。この時間の電車はすいており、ゆっくり座って談笑しているうちに大阪駅に到着。地下鉄御堂筋線に乗り継ぎ、なんば駅へ。「やっぱり大阪は都会やね。」「何年ぶりかしら?なんばに来たのは。」と人ごみの中を歩いていると、風呂敷包みを片手に提げたお相撲さんと出会い、街中で一緒に写真を撮ってもらいました。相撲観戦への期待は否が応にも高まります。
15時前には府立体育会館に着き、早速桟敷席に向かいました。席は西の花道に面した絶好の場所。ただし数段の階段があるので、車イスの男性には降りていただき、ゆっくり安全に一歩一歩抱えて誘導し、桟敷席に座っていただきました。4名の女性はご自分で小さな正座椅子を持参されたり、膝が悪い方は足を伸ばされたり、割と狭い升席ですが工夫して座っていただきました。
十両の取り組みが終わり、化粧回しをつけた東西幕内力士の入場、そして迫力ある横綱の土俵入りにすっかり魅了されてしまいました。人気力士にとぶ声援に笑いがおこり、手に汗握る熱戦には会場から惜しみない拍手が送られます。
両横綱が勝ち星をあげ、あっという間に18時。延々3時間の観戦にも皆さんお疲れの様子は見られず、「実際に見ることができてよかったわぁ。」「しゃらくさんのおかげ、ありがとう。」「冥土の土産になった。」と楽しそうにお話されていました。
帰りは通勤ラッシュと重なるので安全を考え、タクシーで新大阪まで行き、新幹線で戻ってきました。5名の方々は帰りの列車内ではとても仲良くお話され、「またこんな機会を作ってくださいね。」「今度は屋久島に行きましょうか?」と話は弾んでいました。
お元気で溌剌とされている皆様です。この日をきっかけにまたしゃらく旅倶楽部を利用してもっともっと旅を楽しんでくださいね。