6月中旬、しゃらく宛に一本のメールが届きました。
食道癌末期の父と旅行に行きたいのですが、可能ですか?とのご連絡。
それからメールと電話で打合せを重ね、7月に旅行が実現しました。
ご本人と奥さま、その娘2人とそれぞれの夫。そして、孫にあたる子どもたち2名の計8名の旅。
お客様のご自宅から片道2時間程度で、山梨にある富士山が見えるお宿に。
残念ながら、その日は曇り時々雨。そこに見えるはずの富士山は見えませんでした。
到着し、小休憩をとっていただいた後に温泉へ。
自宅に来る入浴サービスは、体は綺麗になるけど、お風呂に入った気分にはならないとおっしゃるお客さま。
「温泉はいいな~」そう言いながら、一度入浴した後、さらにもう一度入浴され、温泉をご堪能いただきました。
また、この日は思いがけず河口湖で花火大会が開催されました。偶然の機会でしたが存外お楽しみいただけました。
翌朝、やっとホテルから見ることができた富士山ですが、まだ帽子をかぶった状態。
朝食前に、大浴場を楽しみ富士山が見えないね~っと。
その後、帰る直前に見事に一瞬だけ富士山を見ることができました。
河口湖と富士山をバックにとった家族写真はきっと、一生の宝物になることと思います。
体制:家族6名 + 看護師・添乗員ヘルパー小倉譲