ご本人のご両親とご兄弟、娘様たちが眠られている一心寺。行きたいという気持ちを10年間ずっと抱かれていました。
当日は朝からずっと大雨が降り続いていました。車いすのMさんが雨に濡れないようにしないといけないと心配していましたが、さあ、いざ出発という時に雨が止みました。10年来の思いが雨をやませたのでしょうか。
介護タクシーに乗り、一路一心寺へ。到着するとMさんの弟様ご夫妻が来られました。
本堂と納骨堂で、長い間手を合わせておられたMさん。
お花とお線香、ろうそくをお供えして、ふたたび手を合わせて拝んでおられました。
「ずっとお参りしたいと言っていて、やっとその思いを遂げられて、よかったね。秋のお彼岸にまた来ましょうね。」と弟様ご夫妻が話してくださいました。
遠くまでのお出かけも、久しぶりとの事でしたが、無事にお供することができました。
次回は、より快適に無理のないお出かけになりますように、お手伝いさせてください。