幼いころに住んでいた鹿児島の加治木町へ。
このたびの九州新幹線開通を機に旅に出られました。
九州新幹線『さくら』で、あっという間に鹿児島中央駅に到着。
JR枕崎線『たまて箱5号』に乗車~錦江湾を車窓から眺めながら、指宿へ。
「来たかったのよ。夢が叶ったわ。」と目を細めるMさん。
指宿のホテルで砂風呂を楽しまれました。「腰まで熱くて、砂が思ったより、重いのね」
2日目は、バスで薩摩半島の観光地を巡りました。
坂道多いところや長く歩くところは、足が痛くなられるので、無理のないように車椅子の貸出しを利用。
バスの他のお客様や、お話が上手なドライバーの方と、楽しく語らいながら、鹿児島へ。
鹿児島では、思い出の市電に乗られ、また、カラフルな市電に喜ばれていました。
3日目は、市内観光の後、いよいよこの旅の目的である加治木町へ。
すっかり変わってしまった『加治木駅』に驚かれ、
昔の様子をどんどん思い出されていきます。
「ここ、ここ、この学校は、変わらないわね。」
Mさんが卒業された高校の校門には、昔のままに学校名が掲げられていました。
ちょうど掃除に出てこられた生徒さん達に、
「50年前に、この学校に通っていたのよ。学校の前は、いつからこんな風に変わったのかしら…」
見知らぬ人からの突然の問い掛けに、驚きながらも
きちんと対応してくれた男子生徒さん達と出会え、
ますます楽しい思い出となりました。
「今度はお友達と一緒に、お花見に連れて行ってね。」とMさん。
3日間、ずっと笑顔が絶えることがありませんでした。
次回も、お友達とご一緒に、笑顔でほころんでいただきたいと思います。
体調にあった無理のない『桜のお花見』をコーディネイトさせていただきます。