コミュニティビジネスやソーシャルビジネスなどを含め市民活動を行うために、これまでNPO法人や営利企業を選択することが一般的でした。
一方、最近は一般社団法人を検討する方も増えてきています。ただ、所轄庁という制度を持たない一般社団法人の実態はあまり知られていません。そこで、私たちは、兵庫県内の一般社団法人・NPO法人を比較するためのアンケート調査を行いました。
この報告会では、アンケート調査の結果を報告するとともに、一般社団法人を実際に運営するゲストをお招きします。これを機会に、一般社団法人とNPO法人間の相互理解を図りたいと考えています。
ゲスト
坂本治也先生(関西大学法学部教授博士(法学))
1977年兵庫県生まれ。2005年大阪大学大学院法学研究科博士後期課程単位修得退学。琉球大学准教授、関西大学准教授を経て、2015年より現職。2013-14年UCLAテラサキ日本研究センター客員研究員。政治過程論、市民社会論を専攻。主な著書に『ソーシャル・キャピタルと活動する市民-新時代日本の市民政治』、『現代日本のNPO政治-市民社会の新局面』、『市民社会論-理論と実証の最前線』、『寄付白書2017』、『現代日本の市民社会-サードセクター調査による実証分析』。日本NPO学会理事、吹田市市民自治推進委員会委員長を務める。
柴田圭一さん(一般社団法人ジョブステーション西宮事務局長)
大学中退後、福祉の道に入る。小学校の特別支援学級の介助員、障害者入所施設・通所施設・グループホーム等の職員を経て2002年より障害者と一緒に働く小規模作業所の所長。2012年より西宮市内の障害者就労支援施設の共同受注窓口であるジョブステーション西宮の事務局長となり、施設で働く障害者の工賃アップを目的として、販路開拓と請負仕事の営業やコーディネートを行っている。
奥河洋介さん(一般社団法人まちのね浜甲子園事務局長、HITOTOWA INC.)
西宮市出身。関西学院大学経済学部卒。富士通を経て、青年海外協力隊としてセネガルに2年間派遣。帰国後、兵庫県養父市にて農村集落の活性化、東日本大震災後には宮城県南三陸町を中心に、住民合意形成や復興まちづくり推進員のコーディネートに関わる。その後、大阪市の淀川区まちづくりセンターのアドバイザーとして、地域活動協議会の運営支援に取り組む。HITOTOWA INC.では、浜甲子園団地再生事業区域のエリアマネジメントのプロジェクトを主管し、まちのね浜甲子園の事務局として、地域のコミュニティスペースであるHAMACO:LIVINGに常駐し、暮らしづくりのサポートを行う。
要項
- 日時:2019年3月26日火曜日 13:00~15:00
- 会場:ひょうごボランタリープラザ セミナー室(神戸市中央区東川崎町1-1-3 神戸クリスタルタワー6階)
- 定員:60名、一般社団法人やNPO法人などに関心を持つ方
- 参加資料代:500円
お申込み
以下のフォーム、または下記の内容をメール( sharaku@123kobe.com )でお送りください。
- お名前:
- ふりがな:
- 団体名(ご所属があれば):
- 住所:
- E-mail:
- 電話:
- 質問内容:
主催
兵庫県社団法人・NPO法人実態調査実行委員会
構成団体
認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸、認定NPO法人市民活動センター神戸、NPO法人しゃらく、NPO法人場とつながりの研究センター、ひょうごボランタリープラザ、坂本治也(関西大学)、兵庫県企画県民部県民生活課、神戸市市民参画推進局市民協働課
当事業について
平成30年、兵庫県は成立150周年を迎えます。この節目にあたり、ふるさと兵庫を再認識し、新たな兵庫づくりを考える機会とするため、当該事業を実施します。